人面樹(読み)にんめんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「人面樹」の意味・読み・例文・類語

にんめん‐じゅ【人面樹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 梅の実ぐらいの大きさで、人の顔のような核をもつという実のなる樹。〔和漢三才図会(1712)〕
  3. 人間立木に登って鈴なりになって物見をしているさまをしゃれていう語。
    1. [初出の実例]「人倫植物兼帯の人面樹」(出典:雑俳・柳多留‐一一〇(1830))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む