仄紫(読み)ほのむらさき

精選版 日本国語大辞典 「仄紫」の意味・読み・例文・類語

ほの‐むらさき【仄紫】

  1. 〘 名詞 〙 かすかに紫がかっている色。薄むらさき
    1. [初出の実例]「ほのむらさきの女は、ゆかり大慈大悲の薩陲にあって、無上の大道を根とし」(出典:浮世草子・好色破邪顕正(1687)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android