今己郷(読み)こごごう

日本歴史地名大系 「今己郷」の解説

今己郷
こごごう

和名抄」にみえる球珠くす郡内の郷。「豊後国志」は「倭名鈔に今己と作る。読は姑語と為りて、音相近し」(原漢文)としてのちの古後こご郷のこととしている。現在の玖珠町古後が遺称地である。当郷域には七〇基からなる玖珠町のうえはる横穴墓群や古墳時代から奈良時代の住居跡が確認された同町治別当じべつとう遺跡など注目すべき遺跡が存在する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android