今村夏子(読み)イマムラナツコ

デジタル大辞泉 「今村夏子」の意味・読み・例文・類語

いまむら‐なつこ【今村夏子】

[1980~ ]小説家広島の生まれ。平成22年(2010)太宰治賞を受賞し作家デビュー。平成23年(2011)「こちらあみ子」で三島賞受賞。「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した。

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知恵蔵mini 「今村夏子」の解説

今村夏子

小説家。1980年、広島県生まれ。2010年、「あたらしい娘」(後に「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞しデビュー。11年に同作品を収めた単行本『こちらあみ子』で第24回三島由紀夫賞を受賞した。その後、17年に『あひる』で第5回河合隼雄物語賞を、『星の子』で第39回野間文芸新人賞をそれぞれ受賞。19年には『むらさきスカートの女』で第161回芥川賞を受賞し、ありふれた日常に潜む闇を平易な文章で描き出す作風で注目を集めた。この他の主な著書に『父と私の桜尾通り商店街』などがある。

(2019-7-23)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今村夏子」の解説

今村夏子 いまむら-なつこ

1980- 平成時代の小説家。
昭和55年生まれ。平成23年,初の小説の「あたらしい娘」(のち「こちらあみ子」に改題)で太宰治賞,同年同作品を収めた「こちらあみ子」で三島由紀夫賞。広島県出身。

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