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広島
香川県丸亀市、多度津港の北約9キロメートルに位置する塩飽諸島の島。面積は約11.66平方キロメートルで同諸島最大。島の西側にある王頭山(標高312メートル)は同諸島の最高峰。戦国時代末期、長宗我部氏に敗れた香川・長尾一族の落人が住みついたのが島の始まりと伝わる。良質の花崗岩を産出し、沿岸漁業も盛ん。
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ひろしま【広島】
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[一] 広島県南西部の地名。県庁所在地。太田川のデルタ上に発達。天正一七年(一五八九)毛利輝元の築城に始まる。のち福島氏が入封し、江戸時代は浅野氏四二万六千五百石の城下町として発展。明治以後軍都としての性格が強く、日清戦争時には大本営が置かれ、第二次世界大戦までは旧日本陸軍第五師団司令部の所在地であった。第二次世界大戦では昭和二〇年(一九四五)八月六日に原子爆弾を投下されて壊滅的な打撃を受けた。戦後は国際平和文化都市として復興。現在は自動車・造船・産業機械・工作機械などの重工業と食料品・家具などの軽工業が発達し、カキ・ノリを養殖。明治二二年(一八八九)市制。昭和五五年政令指定都市。八行政区をおく。
※洒落本・青楼夜世界闇明月(1789‐1801)数有間勤傾契「『手めへせんどもって来たひろしまはどうした。』『アイおいらんのひばちへ湯をわかしておきいした。』」
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