今身(読み)コンシン

デジタル大辞泉 「今身」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【今身】

《「こんじん」とも》現世でのからだ。うつしみ。
「互ひに合掌、心をしづめ、―より仏身に至るまでよく保ち奉る」〈浄・重井筒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今身」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【今身】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こんじん」とも ) この世での体。うつしみ。
    1. [初出の実例]「今身に鶏(とり)の子を焼き煮る者は、死して灰河地獄(けがじごく)に堕つ」(出典日本霊異記(810‐824)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android