仏地経論(読み)ぶつじきょうろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏地経論」の意味・わかりやすい解説

仏地経論
ぶつじきょうろん

中国,唐の玄奘訳の論書。7巻。著者の親光は護法門人と称せられるが,伝記は一切不明。『仏地経』に述べる5種の法を説いたもので,教起因縁,聖教所説,依教奉行の3分類による叙述作法はのちの序分正宗分流通分の3分説の範とされたもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む