精選版 日本国語大辞典 「仕散らす」の意味・読み・例文・類語
し‐ちら・す【仕散・為散】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「ちらす」は動作の荒々しいさま、乱れたさまを表わす ) 荒々しく事をする。無茶苦茶に事をする。あとのことなどかまわないで、しほうだいにする。しちらかす。
- [初出の実例]「うちまき、しちらしなどして、みだりがはしきに、夢のあはれもまぎれぬべし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)横笛)
- 「さて信頼はかくしちらして大内に行幸なして」(出典:愚管抄(1220)五)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...