他し男(読み)アダシオトコ

デジタル大辞泉 「他し男」の意味・読み・例文・類語

あだし‐おとこ〔‐をとこ〕【他し男】

多く、夫以外の)ほかの男。別の男。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「他し男」の意味・読み・例文・類語

あだし‐おとこ‥をとこ【他男・徒男】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 他男 ) ほかの男。別の男。
    1. [初出の実例]「他(アダ)し郎(ヲトコ)に身請され、詠めの花となるならば、実なきものと恨まれん」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)四)
  3. ( 徒男 ) 誠意のない浮気な男。あだおとこ。
    1. [初出の実例]「ことさら恨めしき、あたし男を取って行かむと」(出典:光悦本謡曲・鉄輪(1488頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む