精選版 日本国語大辞典「誠意」の解説
せい‐い【誠意】
〘名〙 私利私欲やよこしまな考えを捨て、相手の立場をくみとって正直な態度で接する心。まごころ。
※権記‐長保二年(1000)正月二六日「忠直之誠意銘二心肝一、況面奉二綸旨一及二于再三一、彌励二愚昧一有二何怠倦一」
※大学垂加先生講義(1679)「只覚悟のあしき人ぢゃの、気立のあしいのと云は、誠意正心の場のこと也」 〔宋史‐楽志八〕
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