誠意(読み)セイイ

デジタル大辞泉 「誠意」の意味・読み・例文・類語

せい‐い【誠意】

私利私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。「誠意のこもった贈り物」「誠意を示す」「誠心誠意
[類語]真心真情誠心

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精選版 日本国語大辞典 「誠意」の意味・読み・例文・類語

せい‐い【誠意】

  1. 〘 名詞 〙 私利私欲やよこしまな考えを捨て、相手立場をくみとって正直な態度で接する心。まごころ。
    1. [初出の実例]「忠直之誠意銘心肝、況面奉綸旨于再三、彌励愚昧何怠倦」(出典権記‐長保二年(1000)正月二六日)
    2. 「只覚悟のあしき人ぢゃの、気立のあしいのと云は、誠意正心の場のこと也」(出典:大学垂加先生講義(1679))
    3. [その他の文献]〔宋史‐楽志八〕

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普及版 字通 「誠意」の読み・字形・画数・意味

【誠意】せいい

心意を誠にする。〔大学〕其の心を正しくせんと欲するは、先づ其のにす。其のにせんと欲するは、先づ其の知を致す。知を致すは、物に格(いた)るに在り。

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