他所国(読み)よそくに

精選版 日本国語大辞典 「他所国」の意味・読み・例文・類語

よそ‐くに【他所国】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「よそぐに」とも ) よその地。自分の住んでいる所以外の地。また、周辺の地。
    1. [初出の実例]「貴僧はきゃく生せかいよそぐにの、のふげとよばるる身が、なんのしそんじありて此くにへはわせられた」(出典:浮世草子・珍術罌粟散国(1775)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android