貴僧(読み)キソウ

デジタル大辞泉 「貴僧」の意味・読み・例文・類語

き‐そう【貴僧】

[名]身分の高い、すぐれた僧。
[代]二人称人代名詞僧侶である相手を敬っていう語。ご坊。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貴僧」の意味・読み・例文・類語

き‐そう【貴僧】

[1] 〘名〙 身分の高い僧。
※宇治拾遺(1221頃)二「六十人の貴僧を召して、大般若経よましめ給ひけるに」
[2] 〘代名〙 対称。僧を敬っていう語。貴坊
仮名草子伊曾保物語(1639頃)下「持ちたる百貫料足を、貴僧に奉るべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android