他村(読み)たそん

精選版 日本国語大辞典 「他村」の意味・読み・例文・類語

た‐そん【他村】

〘名〙 ほかの村。よその村。別の村。
※玉塵抄(1563)五四「他村の民は上から茶を権せられたほどに」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三〇「僕昨日寺務あって他村に到る」

た‐むら【他村】

〘名〙 ほかの村。たそん。〔文明本節用集(室町中)〕
塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉九「他村(タムラ)の者にまで泣き多助と名を附られるのも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android