付て回る(読み)ついてまわる

精選版 日本国語大辞典 「付て回る」の意味・読み・例文・類語

つい【付】 て 回(まわ)

  1. どこまでも後に付き従う。比喩的に、ある気持考え方などが、いつも離れないで付きまとう。
    1. [初出の実例]「人をころすやうにして、その女郎につきてまはるといふ心なるへし」(出典:評判記・吉原すずめ(1667)下)
    2. 「やはり江戸の職人といふ気風が何処までも附(ツイ)て廻(マ)はり」(出典女難(1903)〈国木田独歩〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む