付添婦(読み)つきそいふ

精選版 日本国語大辞典 「付添婦」の意味・読み・例文・類語

つきそい‐ふ つきそひ‥【付添婦】

〘名〙 病人などに付き添って、その世話をする女の人。
※のんきな患者(1932)〈梶井基次郎〉三「患者の附添に雇はれてゐる附添婦の一人で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の付添婦の言及

【家政婦】より

…住込みの家事奉公が減少してきた現在では,ホテル,病院などの施設で清掃・整理に責任をもち,作業に必要な道具の購入保管を行い,みずからも清掃労働に従事するが,主として下級者に仕事を割り当て監督するものをも指すようになった。日本では,家政婦という言葉は派出婦,付添婦などとも同義で,〈家政〉という高次の概念の言葉がもつ内容からすれば,一般には料理・裁縫などの家事を行うというかなり卑俗な内容のものとして幅広く使われることが多い。雇用形態はパートタイム,日雇いまたは期限付きの臨時契約が普通であるが,長期無期限契約もある。…

※「付添婦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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