代絹(読み)かわりぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「代絹」の意味・読み・例文・類語

かわり‐ぎぬかはり‥【代絹】

  1. 〘 名詞 〙 物を買い求める際に金銭の代わりに支払う絹。
    1. [初出の実例]「ただ今かはりぎぬなどはなきを、この鳥羽の田や米などにはかへてんや」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android