代議政治(読み)ダイギセイジ

精選版 日本国語大辞典 「代議政治」の意味・読み・例文・類語

だいぎ‐せいじ【代議政治】

  1. 〘 名詞 〙 代議制によって行なわれる政治。代議政。
    1. [初出の実例]「代議政治の事に就ては頗る議論の入組たるものあり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

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世界大百科事典(旧版)内の代議政治の言及

【議会政治】より


[日本]
 日本でも,議会政治という言葉は,広狭二つのニュアンスで用いられる。広い意味では,〈代議政治〉とほぼ同義に用いられ,選挙によって選出された議会(少なくとも下院)が立法権(少なくともその主要部分)をにぎることによって国政の大綱を決定できるようなあり方をさし,狭い意味では,〈議院政治〉とほぼ同義に用いられ,大臣責任制すなわち議院内閣制の運用をさしたのである。大日本帝国憲法のもとでの立憲学派の学説や民本主義論の主張,およびそれに対応する護憲運動は,帝国憲法の枠のなかで〈代議政治〉を前提としつつ〈議院政治〉をも実現してゆこうとする努力にほかならなかった。…

※「代議政治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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