デジタル大辞泉 「仰けに」の意味・読み・例文・類語 のっけ‐に【▽仰けに】 [副]《「のけに」の音変化》あおのけに。あおむけに。「竹斎―打ち倒され」〈仮・竹斎・下〉 のけ‐に【▽仰けに】 [副]あおむけに。あおのけに。「後ろの水田へ―つき倒す」〈平家・九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「仰けに」の意味・読み・例文・類語 のっけ‐に【仰に】 〘 副詞 〙 ( 「のけに」の変化した語 ) あおのけに。あおむけに。[初出の実例]「ウシロニ シザリ nocqeni(ノッケニ) コロビケル ナリ」(出典:スピリツアル修行(1607)止観のエバンゼリヨ) のけ‐に【仰に】 〘 副詞 〙 あおむけに。あおのけに。のけざまに。のっけに。[初出の実例]「越中前司が鎧のむないたをばぐとつゐて、うしろの水田へのけにつきたをす」(出典:平家物語(13C前)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例