伊予染(読み)イヨゾメ

デジタル大辞泉 「伊予染」の意味・読み・例文・類語

いよ‐ぞめ【×伊予染(め)】

染め文様の名。縞模様濃淡をつけ、重ねた伊予すだれ2枚を透かしてできる木目のような文様に染めたもの。江戸時代、文化年間(1804~1817)に流行した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「伊予染」の意味・読み・例文・類語

いよ‐ぞめ【伊予染】

  1. 〘 名詞 〙 江戸後期流行の染め模様の名。縞の模様に濃淡をつけ、伊予簾(いよすだれ)二枚を重ねて透かしたときに見える木目のさまにかたどって染めること。また、その染め物。〔随筆・本朝世事談綺(1733)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む