伊佐領村(読み)いさりようむら

日本歴史地名大系 「伊佐領村」の解説

伊佐領村
いさりようむら

[現在地名]小国町伊佐領

朝篠あさしの村の東に位置する。雪崩の多い黒沢くろさわ峠を避けて市野々いちののからよこ川沿いに北上し、当地を経て小国町に向かう越後街道迂回路が通る。安永四年(一七七五)以降このルートが利用されることが多くなった。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高一九一石余、免二ツ、家数一一(うち役家二・肝煎一)・人数六六、役木として漆をあげる。蒲生氏高目録帳では村柄は上。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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