伊勢銭(読み)いせぜに

精選版 日本国語大辞典 「伊勢銭」の意味・読み・例文・類語

いせ‐ぜに【伊勢銭】

  1. 〘 名詞 〙 薄手の、紋のないぜに。古く、伊勢神宮賽銭(さいせん)用として特別にこしらえたもので、参拝者はこれを買ってあげた。鳩の目。伊勢宮銭(いせみやせん)
    1. [初出の実例]「六十つなぎの伊勢銭(イセセニ)を」(出典浮世草子・色里三所世帯(1688)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む