伊勢集(読み)イセシュウ

デジタル大辞泉 「伊勢集」の意味・読み・例文・類語

いせしゅう〔イセシフ〕【伊勢集】

伊勢家集。現存するものは伊勢の自撰ではなく、平安中期の成立とみられる。冒頭に物語風の記述があり、その部分を「伊勢日記」ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の伊勢集の言及

【伊勢】より

…作歌は《古今集》に22首,《後撰集》に69首,いずれも女流最多の入集である。家集の《伊勢集》は約500首と大きく,没後まもなく成立していた。これは冒頭部分が歌物語的に構成された特異な家集である。…

※「伊勢集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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