伊浜村(読み)いはまむら

日本歴史地名大系 「伊浜村」の解説

伊浜村
いはまむら

[現在地名]南伊豆町伊浜

子浦こうら村の北に位置し、駿河湾に面する。普照ふしよう寺に所蔵されている大般若経巻四七〇の奥書には永徳元年(一三八一)七月一五日「仁科庄伊浜郷」の同寺で書写したとみえる。応永三年(一三九六)七月二三日の管領斯波義将奉書(上杉家文書)によると山内上杉氏の上杉憲方遺領として子憲定に安堵された所領の一つに「伊浜田」があるが、当地のことであろう。寛正五年(一四六四)九月付の普照寺鐘銘にも同寺の所在を伊浜郷としており、住僧盛賢が奉納している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む