日本歴史地名大系 「伊達世臣家譜」の解説
伊達世臣家譜
だてせしんかふ
伊達世臣家譜
だてせしんかふ
正編・続編・続編乙集各一七巻 田辺希文・希元・希績編
原本 仙台市博物館・宮城県図書館
解説 仙台藩士七八九家、藩医師一一〇家を、一門・一家・準一家・一族・宿老・着座・太刀上・召出、ほぼ一〇〇石以上の平士、医師に分類して書上げたもの。六代藩主宗村の命による。正編は明和年間、続編は寛政二年、同乙集は文政七年までの各家の事蹟が記され、役職の任免や知行高の増減、諱まで記述。正続ともに編纂時までに家跡を絶たれた者については収録されていない。仙台藩史研究の基礎資料の一つ。
活字本 仙台叢書続刊二―七・「伊達世臣家譜」続編
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報