伊野部村(読み)いのべむら

日本歴史地名大系 「伊野部村」の解説

伊野部村
いのべむら

[現在地名]五個荘町伊野部

平坂ひらさか村の南、箕作みつくり山東麓にあり、南は瓦屋寺かわらやじ(現八日市市)。永正元年(一五〇四)小幡商人と保内商人の塩売買をめぐる争いの際、小幡側の足子商人として報告された者のなかに、小脇おわき塩商人寄子の「井辺虎太郎」の名がみえる(同年一二月一七日「建部胤泰書状」今堀日吉神社文書)。また戦国期のものと推定される馬足子交名(同文書)にも「いのへの馬三郎」らの名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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