伏勢(読み)フクゼイ

デジタル大辞泉 「伏勢」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぜい【伏勢】

敵を待ち伏せして、あらかじめひそませておく軍勢伏兵。ふせぜい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伏勢」の意味・読み・例文・類語

ふせ‐ぜい【伏勢】

  1. 〘 名詞 〙 待ち伏せしている軍勢。伏兵(ふくへい)
    1. [初出の実例]「城をとりまわいてふせ勢ををいて敵のなりをみたればくたびれたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二五)

ふく‐ぜい【伏勢】

  1. 〘 名詞 〙 敵を待ちぶせて、あらかじめ隠れ潜ませておく軍勢。伏兵。ふせぜい。
    1. [初出の実例]「信長の策にて桶狭間伏勢を設け」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android