伏沈む(読み)フシシズム

デジタル大辞泉 「伏沈む」の意味・読み・例文・類語

ふし‐しず・む〔‐しづむ〕【伏(し)沈む】

[動マ五(四)]伏して悲しむ。また、思いなげく。
かおおおいて―・む女児めのこの姿のいじらしさに」〈逍遥当世書生気質

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精選版 日本国語大辞典 「伏沈む」の意味・読み・例文・類語

ふし‐しず・む‥しづむ【伏沈】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 伏して悲しむ。また、もの思いに沈む。嘆きに沈む。
    1. [初出の実例]「ふししづみ、やまひになりてありしを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)

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