伏玉(読み)ふせだま

精選版 日本国語大辞典 「伏玉」の意味・読み・例文・類語

ふせ‐だま【伏玉】

  1. 〘 名詞 〙 江戸深川などの岡場所で、私娼をかかえておき、その店で客に遊興させること。また、その私娼。ふせ。
    1. [初出の実例]「ふせ玉(ダマ)の家ならば、なじみの客来し時、出して遣ふ事も有」(出典洒落本・龍虎問答(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む