伏玉(読み)ふせだま

精選版 日本国語大辞典 「伏玉」の意味・読み・例文・類語

ふせ‐だま【伏玉】

  1. 〘 名詞 〙 江戸深川などの岡場所で、私娼をかかえておき、その店で客に遊興させること。また、その私娼。ふせ。
    1. [初出の実例]「ふせ玉(ダマ)の家ならば、なじみの客来し時、出して遣ふ事も有」(出典洒落本・龍虎問答(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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