伏見坂町(読み)ふしみさかまち

日本歴史地名大系 「伏見坂町」の解説

伏見坂町
ふしみさかまち

[現在地名]東区玉造たまつくり一丁目

玉造大和橋たまつくりやまとばし町の南に延びる両側町で、東は古屋敷地ふるやしきちほか、西は玉造大和橋町と玉造下清水たまつくりしもしみず町。「天保町鑑」に「玉造いなりうら門ぜんの筋より東へ三すぢ目大和ばし通り南へ入」とある。初発言上候帳面写によると山城伏見ふしみから移転した町で、明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図に「伏見坂丁」とみえる。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三八・役数三七役、年寄は高津屋与四郎で他町に居住。なお同帳には北組として別に伏見坂町が載る。同町は同一六年難波なんば村・西高津にしこうづ(現南区)の地に移転して元伏見坂もとふしみさか(現同上)と改称するまでは、当町東隣(古屋敷地)にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む