休所(読み)やすめどころ

精選版 日本国語大辞典 「休所」の意味・読み・例文・類語

やすめ‐どころ【休所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 休めるところ。休ませる場所休憩所
    1. [初出の実例]「細脛のやすめ処や夏のやま〈珍碩〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)六)
  3. 短歌の第三句。
    1. [初出の実例]「あだ人といふ五文字をやすめところに打ちおきて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)

きゅう‐しょキウ‥【休所】

  1. 〘 名詞 〙きゅうそくじょ(休息所)
    1. [初出の実例]「菴室休所者、先仮葺也」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android