会うは別れの始め(読み)あうはわかれのはじめ

ことわざを知る辞典 「会うは別れの始め」の解説

会うは別れの始め

人と人とが出会うことは、すでに別れの始まりである。出会うものは、必ずいつか別れるものだ。

[使用例] なあ、会うは別れのはじめ、別れは会うことのはじめなんだから、歎くことはねえだあね[中里介山大菩薩峠|1913~41]

[解説] 出会いは、人と人とのつきあいの始まりであるのに、実はそれが別れという正反対の出来事の始まりにもなっていると結論づけることによって、人生の無常やはかなさを説いたもの。

英語〕The best of friends must part.(親友も別れなければならない)

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