伝へ言(読み)ツタエゴト

デジタル大辞泉 「伝へ言」の意味・読み・例文・類語

つたえ‐ごと〔つたへ‐〕【伝へ言】

言い伝えられていること。伝説
「古事記書紀に記されたる、古の―のままなり」〈玉勝間・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝へ言」の意味・読み・例文・類語

つたえ‐ごとつたへ‥【伝言・流言】

  1. 〘 名詞 〙つてごと(伝言)
    1. [初出の実例]「おのがいふおもむきは、ことごとく古事記書紀にしるされたる、古への伝説(ツタヘゴト)のままなり」(出典随筆・玉勝間(1795‐1812)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android