伶丁・零丁(読み)れいてい

精選版 日本国語大辞典 「伶丁・零丁」の意味・読み・例文・類語

れい‐てい【伶丁・零丁】

〘名〙 (形動)
① ひとり行くこと。ひとりよろよろと歩み行くこと。また、そのさま。
万葉(8C後)一七・三九七六右七言詩「雖尋良此宴 還知染懊脚」 〔柳貫‐初夏憶京城鄰舎詩〕
ひとりぼっちであること。人生目標を見失うこと。落ちぶれて孤独なこと。また、そのさま。伶(れいへい)
菅家文草(900頃)四・斎日之作「懺悔無量何事最、為儒為吏毎零丁」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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