伸ばふ(読み)のばう

精選版 日本国語大辞典 「伸ばふ」の意味・読み・例文・類語

のば・うのばふ【伸・延】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 のびる。
    1. [初出の実例]「火延(ノハヒ)燎えず」(出典:天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 のべる。のばす。
    1. [初出の実例]「数しらず君が齢をのはへつつなだたる宿の露とならなむ〈伊勢〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋下・三九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android