似付かう(読み)につかう

精選版 日本国語大辞典 「似付かう」の意味・読み・例文・類語

に‐つか・うにつかふ【似付】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. よく似る。
    1. [初出の実例]「浦島が帰郷の其れにもはて似付かふもあらず」(出典:楚囚之詩(1889)〈北村透谷〉二)
  3. よく似合う。
    1. [初出の実例]「似つかふ字を色いろ探して」(出典:津軽の野づら(1935)〈深田久彌〉あすならう)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例