精選版 日本国語大辞典 「似非物」の意味・読み・例文・類語
えせ‐もの【似非物】
- 〘 名詞 〙
- ① にせの物。
- [初出の実例]「まつにふじまつ松にふじ、うあのちゃの木の、つたはゑせ物」(出典:虎明本狂言・花子(室町末‐近世初))
- ② とるにたりない物。
- ③ 悪い物。
- [初出の実例]「わろき物をゑせ物といへる」(出典:名語記(1275)六)
- ④ 障害となる物。邪魔な物。
- [初出の実例]「とら豹を踏御脚にわらぐつをめされた、くぐればがさとなり候、賤が柴垣えせ物」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
七種とも書く。春の七草と秋の七草とがある。春の七草は「芹(セリ),薺(ナズナ),御形(おぎょう,ごぎょう。ハハコグサ),はこべら(ハコベ),仏座(ほとけのざ。現在のコオニタビラコ),菘(すずな。カブ)...