低圧低酸素下生活・平地トレーニング(読み)ていあつていさんそかせいかつへいちとれーにんぐ(その他表記)living high training low

知恵蔵 の解説

低圧低酸素下生活・平地トレーニング

平地低圧低酸素環境施設を造り、その中で生活しながら、トレーニングを平地の通常の環境下で十分量こなす方法。マラソン選手などはスタミナアップのために低圧・低酸素の環境である高地でのトレーニングが有効であるが、低圧・低酸素下ではトレーニング量を増やすことが困難、その克服方法として提案された。国立スポーツ科学センターには、低酸素トレーニング室が設備されている。

(鈴木正成 早稲田大学スポーツ科学学術院特任教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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