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低水準戦争 ていすいじゅんせんそう low intensity warfare

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知恵蔵2015の解説

低水準戦争

民族解放闘争、ゲリラ戦テロリズムに対する米国政府の対応戦略の枠組み。戦闘の規模や程度が低い戦争の意。1960年代まで米国は民族解放闘争とゲリラ戦への軍事対応を対ゲリラ戦(counter insurgency warfare)と呼んだが、ベトナム戦争後、戦略的比重を減じ、低水準戦争と呼びかえた。しかしソ連のアフガニスタン侵攻後、再度注目され、また83年のベイルート駐留米海兵隊宿舎爆破事件以降、破壊の大きなテロへの対応も、低水準戦争に含めるようになった。米国が戦闘終結宣言をした後にイラク各地で生じている武力対立は、低水準戦争に相当する。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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