住吉新田村(読み)すみよししんでんむら

日本歴史地名大系 「住吉新田村」の解説

住吉新田村
すみよししんでんむら

[現在地名]吉田町住吉

下吉田しもよしだ村の西に位置し、寄子よりこ川の河口左岸に立地する。西は同川を隔てて拾石島じつこくじま新田・四之宮しのみや(現榛原町)、南は駿河湾に面する。かつて住吉大明神(現片岡神社)が当地にあり、付近一帯を住吉とよんだという。同明神はのち移転したが、供田きようでん舞台ぶたい元森もともりなどの字名が残る。慶長九年(一六〇四)の下吉田村反別帳(野中家文書)に小字名として住吉・住吉松原がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android