佐々木大樹(読み)ササキ タイジュ

20世紀日本人名事典 「佐々木大樹」の解説

佐々木 大樹
ササキ タイジュ

大正・昭和期の彫刻家 日展参与。



生年
明治22(1889)年12月25日

没年
昭和53(1978)年11月8日

出生地
富山県下新川郡愛本村

本名
佐々木 長次郎

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科木彫部本科〔大正2年〕卒

主な受賞名〔年〕
帝国美術院賞〔昭和3年〕「紫津久」

経歴
大正9年第2回帝展に「誕生の頃」が初入選で特選となり、以後帝展、日本木彫会、新文展、日展に出品し、審査員もつとめる。この間多摩美術大学の教授をつとめ昭和41年停年退職した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木大樹」の解説

佐々木大樹 ささき-たいじゅ

1889-1978 大正-昭和時代の彫刻家。
明治22年12月25日生まれ。大正9年第2回帝展で「誕生の頃」が特選。昭和4年「紫津久」が帝国美術院賞。仏像制作を主とした。9年帝国美術学校(現多摩美大)教授。「平和の像」を制作中,昭和53年11月8日死去した。88歳。富山県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は長次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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