日本歴史地名大系 「佐久町」の解説 佐久町さくまち 長野県:南佐久郡佐久町面積:一二二・五五平方キロ東西三五・五キロ、東は群馬県境の十石(じつこく)峠(一三五一メートル)から、西は北八ヶ岳の横(よこ)岳山頂(二四七二・五メートル)に至り、諏訪郡茅野(ちの)市と境する。南は小海(こうみ)町及び北相木(きたあいき)村に、北は臼田(うすだ)町に接し、千曲川を挟んで南北に細長い町である。東は関東山系から発する抜井(ぬくい)川と余地(よじ)川が深い谷を刻んで西流し、川窪(かわくぼ)付近で合して、西北流して千曲川に注ぐ。西は北八ヶ岳の裾野が、山麓台地となって千曲川の谷に比較的緩傾斜をもって迫り、その間を北沢(きたざわ)川・雲場(くもば)川が浅い谷をつくって東北流して、上(かみ)区針(はり)ノ木沢(きさわ)付近で合流し、宿岩(やどいわ)で千曲川に注ぐ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報