日本歴史地名大系 「上村新田」の解説 上村新田かみむらしんでん 新潟県:中魚沼郡川西町上村新田[現在地名]川西町野口(のぐち) 上村新田信濃川左岸の川原に立地。北は真人(まつと)村(現小千谷市)、西は野口村。文化二年(一八〇五)の「十日町組地誌書上帳」によると、天明五年(一七八五)に当村の新開をめぐって十日町(とおかまち)村藤右衛門と下条下組(げじようしもぐみ)村(いずれも現十日町市)の禅宗広大(こうだい)寺間に訴訟が起こり、同七年一二月に小千谷(おぢや)で内済取調が済み、奉行所から新開許可が下った。 上村新田かみむらしんでん 新潟県:長岡市上村新田[現在地名]長岡市黒津(くろづ)町東は高見(たかみ)村、南西は天神小屋(てんじんごや)村、北は三島(さんとう)郡河辺(かわべ)村古新田。黒津村の枝郷で、もと同村の南方にあったが、信濃川の水害防御に耐えず、移転して現在地に村立てしたという。万治二年(一六五九)牧野氏の新田検地を受けた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by