佐久間実(読み)サクマ ミノル

20世紀日本人名事典 「佐久間実」の解説

佐久間 実
サクマ ミノル

昭和・平成期の人形職人



生年
明治39(1906)年9月27日

没年
平成5(1993)年7月17日

出身地
千葉県

別名
号=珖甫

主な受賞名〔年〕
日本人形協会功労賞〔昭和56年〕

経歴
人形職人として、特に着付工夫にすぐれ、昭和62年東京都の伝統工芸士に認定された。武者、童、女性などの他、鍾馗人形を制作。東京で衣裳着人形作りの伝統的技術、技法を守り育てた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐久間実」の解説

佐久間実 さくま-みのる

1906-1993 昭和-平成時代の人形作家。
明治39年9月27日生まれ。松崎義雄にまなぶ。昭和11年パリ万博,13年ベルリン国際手工業博覧会に衣裳着人形を出品。16年帝展初入選。56年日本人形協会功労賞。東京都荒川区無形文化財保持者。平成5年7月17日死去。86歳。千葉県出身。号は珖甫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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