佐山二三夫(読み)サヤマ フミオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐山二三夫」の解説

佐山 二三夫
サヤマ フミオ


職業
オカリナ奏者

出身地
岡山県 英田郡大原町

経歴
高校卒業後、地元で約3年間消防士を務める。昭和56年オーストラリアへ渡り、シドニーでオカリナを作っていた日本人と知り合って作り方や吹き方を教わり、やがて乳母車にオカリナを並べ、吹きながら販売を始めた。60年帰国。アルバイト生活の後、再びオカリナの実演販売に戻り、63年からJR三鷹駅前や吉祥寺駅周辺に場所を定めて演奏話題は静かに広がり、平成2年初めてのアルバム「風の詩」を発表してプロデビュー。16年44歳で急逝した。18年友人たちにより追悼句歌集「望星」が編まれた。

没年月日
平成16年 (2004年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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