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乳母車 ウバグルマ

デジタル大辞泉の解説

うば‐ぐるま【乳母車】

乳幼児を乗せて押して歩く四輪の手押し車

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世界大百科事典 第2版の解説

うばぐるま【乳母車】

乳幼児を乗せてはこぶ手押車。1848年にニューヨークのチャールズ・バートンがつくったのが最初とみられ,当時は歩道で通行人に突きあたるというので評判が悪かった。バートンはのちイギリスに移って工場をつくり,ビクトリア女王やスペインのイサベル女王などから注文をうけ,一般にもひろまった。初期のものは木製二輪車で1本の長い柄がつき,前部の支柱で車が前に傾かないようになっていた。日本には1879年ころに移入されたが,木製の簡単なものであった。

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大辞林 第三版の解説

うばぐるま【乳母車】

乳幼児を乗せて押して歩く小さな四輪車。明治初期に日本に伝わる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

乳母車
うばぐるま

ベビーカー」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乳母車
うばぐるま

乳幼児を乗せる手押しの車。わが国では乳母車といったり、ベビーカー(和製英語)といったりしているが、ヨーロッパでは、乳母車perambulator(pramと略す)と、わが国でいうベビーカーとははっきり分けられ、ベビーカーに相当するものはpush chairとかfolderとよばれる。またアメリカでは普通baby carriageといわれている。乳母車は、細い木、グラスファイバー、金属製などの箱形のものが車上に取り付けられた比較的大形のもので、ときには上部の箱形のものが分離できるようなものをさす。おもに寝かせたり、座らせたりして使い、新生児から使用できる。これに対してベビーカーは、軽便な椅子(いす)式の車で、車体から座席部分を取り外すことができたり、折り畳むことができる。腰掛けの姿勢で使われるため、生後3、4か月ごろから使用するのが望ましい。
 そのほか、乳母車兼用車という、乳母車として使用後、上部の箱形のものを取り除いてベビーカーとして使用できるものや、三輪車兼用車とよばれ、ベビーカーとして使用したあと、三輪車に利用できるものなどがある。また形式的には、母親と子供が向かい合った対面式のものもある。なお、乳母車は1848年、アメリカのチャールズ・バートンCharles Bartonが最初につくったといわれ、木製の二輪車だった。日本には1879年(明治12)ごろ、木製のものが輸入され、改良されて今日の形になった。[山崖俊子]

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