佐手子村(読み)さでこむら

日本歴史地名大系 「佐手子村」の解説

佐手子村
さでこむら

[現在地名]雄和町左手子

雄物川右岸、東は亀田領向野むかえの村と接する。雄物川岸にある岩野いわの村が支郷(「河辺郡御黒印吟味覚書」秋田県庁蔵)。安東(秋田)氏時代には豊島としま庄の一村で、秋田実季知行宛行状(秋田藩家蔵文書)に次のように記される。

<資料は省略されています>

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には佐出具村一二七石とある。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」には「左出子村左手子改る三十四軒。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android