日本歴史地名大系 「平尾鳥村」の解説 平尾鳥村ひらおどりむら 秋田県:河辺郡雄和町平尾鳥村[現在地名]雄和町平尾鳥種沢(たねざわ)村の北、西流して雄物川に注ぐ平尾鳥川の狭い河谷にある。宮(みや)ノ沢(さわ)・中山(なかやま)・善知鳥(うとう)に小集落があり、上流に枝郷藤森(ふじもり)村がある。天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡御蔵入目録写(秋田家文書)に「ひら鳥村」とあり、慶長六年(一六〇一)の秋田実季知行宛行状(秋田藩家蔵文書)には「豊島庄之内 平尾鳥村」と記される。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には五二六石、享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」には「平尾鳥(ひよとり)村 五十一軒。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by