佐比売山(読み)さひめやま

精選版 日本国語大辞典 「佐比売山」の意味・読み・例文・類語

さひめ‐やま【佐比売山】

  1. 島根県中央部にある三瓶山(さんべさん)古称。小媛山。
    1. [初出の実例]「石見の国と出雲の国との堺なる、名は佐比売山(サヒメやま)、是なり」(出典出雲風土記(733)意宇)

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世界大百科事典(旧版)内の佐比売山の言及

【三瓶山】より

…最高峰は男三瓶(おさんべ)(親三瓶,1126m)。小型ながら,大山と並ぶ中国地方の数少ない火山の一つで,《出雲国風土記》の国引きの神話にある佐比売(さひめ)山にあたる。大きく新旧2期の活動が推定され,古三瓶期には石英安山岩質の溶岩,凝灰角レキ岩が噴出し,のちカルデラが生じて北部の森田山,茶臼山などの外輪山がつくられた。…

※「佐比売山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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