佐藤トネ(読み)さとう トネ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤トネ」の解説

佐藤トネ さとう-トネ

1922- 昭和後期-平成時代の社会運動家。
大正11年3月7日生まれ。宮崎県高千穂町の土呂久(とろく)鉱山近くにすみ,慢性ヒ素中毒となる。昭和46年同鉱山から排出されたヒ素などによる鉱毒事件が表面化したのち,土呂久鉱山公害被害者の会会長となる。59年住友金属鉱山を相手どった損害賠償訴訟にくわわり,補償をかちとった。宮崎県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む