佐藤周子(読み)サトウ チカコ

20世紀日本人名事典 「佐藤周子」の解説

佐藤 周子
サトウ チカコ

昭和期の放射線医学者 愛知県がんセンター研究所放射線部長。



生年
昭和13(1938)年2月

没年
昭和63(1988)年6月23日

出生地
秋田県大館市

学歴〔年〕
東北大学医学部〔昭和37年〕卒

主な受賞名〔年〕
猿橋賞(第8回)〔昭和63年〕

経歴
東北大学医学部放射線基礎医学教室助手を経て、昭和45年愛知県がんセンター研究所に移り、61年、同センター初の女性管理職として放射線部長に就任。この間、スタンフォード大学留学。63年5月には猿橋賞を受賞したが、1か月後に急死

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤周子」の解説

佐藤周子 さとう-ちかこ

1938-1988 昭和時代後期の放射線医学者。
昭和13年2月13日生まれ。45年愛知県がんセンター研究所にはいり,61年放射線部長となる。「細胞が放射線で死ぬのはなぜか」を追究した。63年すぐれた女性科学者におくられる猿橋賞受賞。同年6月23日死去。50歳。秋田県出身。東北大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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